さいをんたまき 

英国生まれのPDA「PSION 5mx」。
愛称「さい君」と私の、愛と感動の物語。
このお話は、ノンフィクションです。
毎日書くから「日記」。
たまに書くから「たま記」。
ご要望にお応えして(?)
どうにか、こうにか、急発進。
あぁ、幸先不安・・・。
がんばれ私。
さい君と一緒なら、
電脳世界の未来は明るい。
・・・・・・きっと。




なにから書いていいのか、右往左往しています。
いきなり今日はなにをした。
とか書いても、さい君のことを知らない人は、
なんじゃらほい(謎)だし、
でも、私自身、さい君のこと、よくわかってないし。
わかってないのに、なんとなく使ってるし。
あぁ、そうか、わかってなくても使えるんだね。
すご〜い。
すごいのは、私じゃなくって、さい君なんだろうけど。
そんなすごいさい君のこと、ちょっとづつだけど、
お話していきたいと思います。


さい君との出逢い 私の連れのにゃんこが、すでにPSION(さいをん)ユーザだった。
「乾電池で動くのがいいんだよ〜」
とよく見せびらかされていたので、その存在は認識していた。
そのにゃんこが愛用していたPSION 5mx(さいおん ふぁいぶ えむえっくす)を、
開いたまま地面に落し、ふたの閉まりが悪くなり、かぱかぱになったため、
私はその子を、「かぱかぱさい君」と呼んでいた。
その後、にゃんこは、新たなる5mxを入手し、かぱかぱさい君は
お部屋で冬眠していたのだった。

そんなころ、とある事情で、私は日記を書くことになった。
でも、夜、自宅に帰ってから、書ける自信はない。時間がないと思ったから。
お外で、電車の中とかで書きたいな。
ん〜。お外で書ける道具。
紙に書くんじゃなくて、何かにタイピングしたい。
その時私はDoCoMoの「Pocket board Palet(ポケットボード パレ)」を持っていた。
ん〜。ぱれぱれなら、確かにお外でも書けるけど、キーボードが打ちにくいんだよね。
あのボタン見たいのじゃなくて、もっとキーがちゃんとしたのがいいな。
それに、ぱれぱれだと、書いてもメール送信しないと、パソに持っていかれないんだよね。
あの子はメール馬鹿だからなぁ。
ん〜。そうだ、かぱかぱさい君があるじゃないか。

あの小ささで、ちゃんとストロークがあって、
CompactFlashに楽にテキスト文書が書き込めるし、
日本人が考えても出てこなそうな、かっこいいスタイルだし。
もともとは、中身は英語だって聞いたけど、今は日本語OSもあるっていうし、
っていうか、私、日本語じゃないとわかんないし。
使い方も、自分が使う範囲のやり方だけ覚えればいいし。
いろいろなことが出来るみたいだけど、私は「日記を書く道具」が欲しいのよ。
他の機能は、わかんなくていいもん。

私はにゃんこに言った。
「私にさい君を与えてみないかい?」

こうして、私とさい君のお話は始まった。


2001/1/22

右:かぱかぱ さい君 開いたところ
左:私

参考 私の体長:9センチ







次回 さいをんたまき

「かぎ括弧はどう書くの?」
を 良い子で待とう。



目次へ