仙台市こども宇宙館 宇宙劇場
「虹の天象儀」

仙台市泉区泉中央1-8-6
星を見た日 2004/5/22



プラネを見るために、仙台へ行きました。
現地集合、現地解散。遠足じゃないよ。

「虹の天象儀」という瀬名秀明さんのSF小説があります。
渋谷にあった五島プラネタリウムがモデルになっています。
このお話を原作に、プラネタリウム番組がつくられました。
内容はこの番組のために、瀬名さんがプラネタリウム用にかきなおしたそうです。

2/29から上映していて、ずっと行きたいね、と言っていて、
あれ?もうすぐ終わっちゃうよ!と駆け込み。
5/23日までの上映でした。

東京から新幹線で2時間弱。
地下鉄に乗り換えて20分くらいだったかな?
仙台市こども宇宙館。

ビルの下半分が図書館、上半分が宇宙館。プラネは宇宙劇場という名で4階です。
宇宙劇場の観覧券は500円。安いね。
40倍もの交通費を出してまで、見る価値はあったのか。
あったよ。よかった。

五プラがモデルです。
アニメーション、といっても動かないので、紙芝居チックな映像と、たくさんの星。
物語は閉館の日の最終上映からスタート。
(
この時点でうるうるしてきますが)薄明も朝焼けも、明るい太陽も、
でじゃびゅ?じゃめびゅ? わかんないけど懐かしい。

内容は、書かないでおきましょう。
新幹線の切符をとった次の日、秋には埼玉で上映されることを知りました。
いま、確認に行ったら、東京町田、大阪、愛知でも9月からの上映が決まったようです。

でてくる映像がいちいち渋谷でした。
原作がそうなので、あたりまえといえばそれまでですが、
あのビルは、あの看板は、あの屋上は。
なによりツァイス君が、渋谷でした。
仙台にきて、渋谷の星をみているとは、不思議な感覚。

プラネタリウムでは普通、星が客席にこぼれないように、機械のシャッターを調節します。
今回は、意図的に星をこぼして、客席もみんな、その場が星に囲まれる場面がありました。
視界すべてが星の海。

泣けるよ。
渋谷の星を愛していた人なら。
あの場は、あの時は、渋谷だったもの。
感じれるよ。
渋谷の空を知らない人でも。
星のあたたかさを。
そのすばらしさを。

せひご覧になってください。
星への想いを感じてください。

いい番組だった。行ってよかった。


2004/6/6



投影機

コンソール

席は傾斜タイプ



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