新潟県立自然科学館
「ホワット君と探る ピラミッドの謎」
新潟県新潟市女池南3-1-1
星を見た日 2005/2/12
連休を利用して新潟へ。兄上の車で、吹雪の高速ドライブのあと、着きました。
新潟県内のプラネタリウムは、震災でまだ復旧の見込みのないところが多いです。行こうと思った
長岡のプラネもそう。電話で確認したけど、いつになるかはわからない、って。そのまま閉館になって
しまうのではないかと、心配しております。
さて、新潟市内は震災の影響はそれほどなく、県立自然科学館も通常営業中でした。ここの投影を見
るのは2度目。2003年の5月に一度見ました。そのときはオーロラについての番組でした。
今回はピラミッドと星の関係の話。オートの番組で、夕焼けも朝焼けもないけど、綺麗な星は堪能で
きました。18Mの水平ドーム。席は扇形の210席。五藤の黒い投影機。解説席側の位置に座れば、大き
な投影機が視界に広がります。やっぱ、黒よね♪。と思いながら、投影を待ちます。新潟市内はそんな
に遊ぶところがありません。連休の真ん中の日、科学館は小さなお子様連れの家族がいっぱい。席は8
割がた、うまってたとおもいます。まぁ、投影機を見て心ときめかせてるのは私ぐらいでしょうけど。
五藤の投影機自体は古い物なのでしょうが、ドームや投影の補助装置なんかは結構新しいようです。
床はじゅうたん。椅子はすわりごこちのいいリクライニング。
科学館への入館料は大人550円。プラネタリウムを見るにはプラス200円です。
投影内容は、星の好きな女の子と、ピラミッドの好きな男の子が、「なんだろう?」と思ったときに現れ
る、この科学館のマスコットキャラ「ホワット君」に連れられて、エジプトへピラミッドの謎に迫りに行く。
というもの。夜の公園で待ち合わせをしたとき、冬の星座の説明を、その女の子が男の子に教える形で解説
したり、基本的なプラネの要素も充分ありました。
神話と絡んだ星の話。きっちり方位を計って作られたその計測法。それにも星が絡んできます。ピラミッ
ドの通気口と言われている不思議な穴。その先には星が見えていたのでは? そんな疑問をホワット君と子
供達が探ります。
数千年前に作られたピラミッド。そのころと今の星は見える位置が違う。それに気づいた二人は数千年前
の不滅の星を見つけます。その頃の北極星。穴の先にある不滅の星。ピラミッドと星の素晴らしいつながり
ね。ピラミッドのその並び方や、大きさも星と繋がっている。そんなことに気づいたころ、二人の旅が終わ
ります。あとは自分で調べるんだ。科学館の宣伝も入って、番組は終わりました。
オートの番組でしたが、見応えは充分。楽しかったです。
終了後、投影機の写真を撮らせてもらう。機会のまわりでうろうろするのはやっぱり私くらいでした。
あんなにいっぱいお客様いたのに(笑)
この科学館は、展示も楽しいけど(自分でさわって動かせるものが多い)、いろんなおもちゃが置いてある
遊戯室みたいのがあって、小さなお子様は(大人も)、一日充分楽しめます。ディアボロ、楽しかったです。
2005/2/24
左:投影機の向こうに解説席。右:投影機、あっぷ。
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