日本科学未来館
東京都江東区青海2-41
星を見た日 2005/7/20
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お台場、久しぶりにゆりかもめに乗って、日本科学未来館へ行きました。
LEDの地球が回ってる、あそこです。
入館料500円。お目当てはメガスター。平日だし、当初のにぎわいもすっかり落ち着いて、
開館後の到着でも、10時30分からの投影を見ることが出来ました。
6階、ドームシアターガイア。15.24Mの傾斜ドーム。112席。中央にMEGASTAR-II cosmos。
周りに惑星投影機がありました。席は少しリクライニングになります。思っていたよりは
ちょっと大きめのドーム。コスモスの周りは、シャッター代わりでしょうか、細い紐状の
物がぐるぐる巻かれた壁がありました。ん〜その隙間が嫌な感じ。
番組は「新しい眺め」。人はなぜ、夜空を見上げるのだろう。そう問いかけながら星が輝きます。
天の川を辿って、一巡り。四季おりおりの季節を感じる音を聞きながら、天の川のもっと遠く、
宇宙を眺めます。4次元の映像なんかも出てきたり。普通のプラネタリウムではありません。
日の入りも日の出も、星座解説もありません。方角を知ると言う意味で、南十字星のことが少し
語られていましたが、ナレーションの低い声が流れる中、星空を眺めます。公開後一年になるけど、
番組はずっとこれらしい。
ん〜。メガスターの星が綺麗なのは分かるけど。あのシャッター代わりの壁が、シャッターに
なってないよ。一番上の列で見たけど、紐状のそれの隙間から、ちらちらと眩しい光。投影時
はいちおう一段高くに投影機が動いて始まったけど、高さの加減があってない気がしたよ。
まぶしかったもん。こぼれまくってたもん。星が。どうなんでしょ。こんなもんなの?
ん〜。まぁいいけど。メガスターだし。と適当に自分を落ち着けつつ、投影終了。
プラネタリウムを見に来た。と思うと期待はずれ。メガスターを見に来た、と思えば
(シャッター以外は)まぁ満足。未来館に来た。と思えば素直に満足。かな。
その後、未来館の通常展もみました。これがかなり面白かった。
初めてだったせいもあるけど、普通に一日楽しめました。
星については5階の展示です。インタープリターさんによるすばる望遠鏡の解説を聞きました。
50分の1の分解できる模型で、その構造をしっかり学習。あの巨大な反射鏡の実物大の模型
(ただし半分)もあってその大きさに驚いたり。
まだ始まったばかりという、「4D2U」。これかなり良いです。一番満足したのはこれかも。
国立天文台の4次元デジタル宇宙プロジェクト。ちょこちょこと映像はプラネなんかでも見た
ことあったけど、三鷹以外では初の一般公開らしいです。地球から宇宙の(今解明されている)
すべてを見ることが出来ます。地球におりて、日時を指定して、ステラプロジェクターのように
星を見ることも出来ます。まだまだ研究は途上。新しいことが見つかれば、逐一ここのコンテン
ツも反映していくそうです。次に見た時、もっと宇宙のことが分かって、前回とは違う映像が
見れるかも知れない、という。常に未来へ、あぁ、未来館だわ。
上映終了後、自分でこの宇宙を操作できます。私が見たこのときは、他にやりたい人が居なくて、
貸し切りやりたい放題(笑)たっぷり楽しんで来ました。コントローラー(白いプレステだったww)
の簡単な操作で宇宙を自在に動けます。360度、遠くへ近くへぐるんぐるん。おもしろ〜い。
皆様もぜひ一度お試しあれ。
その後も通常展をぐるっと一巡り。インタープリターさんがいっぱい居るので、展示パネルの
情報以外にもたくさんのことを教えて、解説してくれます。
特別展は「恋愛物語展」をやっていました。「どうして一人ではいられないの?」と、
恋愛を科学的な視点で見る展示です。これも面白かった。インタープリターのおじさんに
「一人で来た」と言ったら「次は二人でおいで」と言われたり(笑)
科学未来館。
大人でも充分楽しめる。むしろ、大人が見た方がじっくり楽しめる。そんな所な気がしました。
パロにも触れて、茅葺き屋根も見て。ぼーっと地球を眺めたりして。
そんなに混んでなかったし、一日ゆっくりした時間が過ごせて、大満足でした。
2005/7/21
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